↓前回の記事
5日目 8月24日
前夜の雨と雷で、街がしっとりしている。
ルアンパバーン最終日の今日は、息子と別行動。息子は朝早くから友達に会いに出かけていった。ちょうど旅の中日でもあるし、少し休憩しようと思い、わたしはゆっくりホテルのテラスで朝食。
▲オムレツ、フランスパン、ラオコーヒー
最初はコクがありすぎて飲みにくいなと感じたラオコーヒーだけど、慣れてくると美味しい。
ホテルのチェックアウトは12時なので、荷造りをしてフロントに預ける。
歩いて同僚さんに教えてもらったマッサージ屋さんへ。
▲Hibiscus Spa & Massage
ディスプレイしてあるものやインテリアがシックでかわいらしい。
メニューを見て、タイ古式マッサージ2時間みっちりコースを選びました。110000kip(1462円)。
更衣室で薄い生地のチュニックとタイパンツに着替えて、2階に行くように指示され、行ってみると個室で若い女性が待っていました。外国でマッサージを受けるのは初めてで、最初は緊張しましたが、静かで落ち着いた部屋でエアコンもあるしすぐにリラックス。、観光地でマッサージをしていると、いろんな国の人のからだに触れることができておもしろいだろうな~、骨格とか違うんだろうな~、そのうち触っただけでどこの国の人かわかるようになるんじゃないか?なんて考えながら施術受けているうちにうとうと・・・。すっかりゆるみました。
マッサージのあとぶらぶら歩いていたら、ルアンパバーンの象徴的寺院といわれる「ワット・シェントーン」の入り口を見つけ、そういえば今回、お寺にあまり入っていないな、と思い、寄ってみることにしました。
入り口で拝観料20000kipを払い、境内を歩いていたら突然の雨!思わず近くの木の下に身を寄せ、雨宿り。雨はしばらく激しく降り続き、身動きできない状態に。
▲これが本堂
少し小雨になったところで、本堂に入って雨が上がるのを待つことに。
本堂には同じように雨宿りをしている観光客が10数人。中国人グループは輪になっておしゃべりしているが、西洋人は一人、二人と仏像に向かって思い思いの場所に座り始め・・・自然とその場は瞑想の空間に。雨が降ったのもここにとどまれということかと捉え、わたしもしばし足を組む。そのうち雨もやみ、中国人たちのおしゃべりも消え、シンとした空気に包まれる。
何分くらい座っていただろうか。ふっと集中が途切れ、そろそろ行こうかな、と思った矢先、座っていた西洋人たちも皆、示し合わせたように同じタイミングで立ち上がり始めたのだ。この場で短い間だったけど、潜在意識でなにかを共有していたのかもしれないですね。
▲雨上がりの街
裏道をぶらぶら歩き
▲(動画)なんでもないような裏道だけど味わい深い。
旅をしていて懐かしくなるのは、観光名所とかお店とかより、こんなローカルな通りをひとりで歩いた思い出だったりする。
小腹が空いたので「天然酵母」の看板があるパン屋さんへ。
▲ZURICH BREAD
ドイツパンのお店なのですね。全粒粉のハード系パンなどもテイクアウトできます。ジャズがかかっていて、やわらかいクッションがあって、落ち着く~。
▲ハム&チーズクロワッサンとカフェラテを注文
ちょっと塩味がきいたハムにサクッと軽いクロワッサン。なんか完璧でした。
さて、そうこうするうちにフライトの時間が迫り・・・。
16:45
ホテルに戻り、息子と落ち合い、荷物をピックアップして、トゥクトゥクでルアンパバーン空港国内便のターミナルへ。
17:00 バゲージドロップ、セキュリティチェック
17:45 ゲート前待合室
搭乗です。
▲今回わたしたちが乗る飛行機はジェット機。息子が「こんないい飛行機初めて乗る!」と。
いつもは
9
▲こっちのプロペラ機、なんだそうです。
18:45 ビエンチャンに向けてテイクオフ
▲19:35 ビエンチャンに到着!
タクシーでホテルへ。
ホテル近辺の界隈は、息子が上京?する時にステイする場所の近くで、いわばホームエリア、なのだそうです。
さて、そんな息子の希望でビエンチャン最初の夜は日本食(笑)
▲FUJI RESTRANT
ちょっと高いので今まで入ったことはなかったらしい。
▲寿司セット
ちょっと説明すると、息子の任地はラオスの南の端にあるアタプーという田舎。ビエンチャンから南部の主要都市パクセーまで飛行機で1時間強。パクセーからバスで4~5時間かかる、まさに「こんなところに日本人」!?と言いたくなるような辺境の村なのだ。(長野県人にしかわからないたとえだけど、ビエンチャンが東京ならパクセーは長野市、アタプーは平谷村とか根羽村とか?)
ローカルなお店しかなくて、外食といってもラオスめしかフランスパン屋くらいしかないらしい。日本食はもちろん、イタリアンとか洋食の店もない。
なので、久々の都会(ビエンチャン)で日本食が食べたくなるのは無理からぬことなのです。
ホテルについては別記事で~
↓次の記事