雪到来

ついに雪景色になっちゃいました。
雪が降るには暖かいなと思っていたら、夜のうちに降ったらしく、朝には一面真っ白。
あわてて車のタイヤを交換。

雪が降り始めると気になるのがグラウンドの状態。
グラウンドに積もった雪が溶けて凍って、を繰り返してぐちゃぐちゃの状態になってしまうから。
乾く間もなく雨や雪に降られて、春までグラウンドが使えなくなってしまい
子どものサッカーの練習場を確保するのに一苦労することになる。
北信ほど雪に閉ざされるわけではないので、
体育館などの室内設備はサッカー向きに作られていない。
車で走りながら、あちこちのグラウンド状態をついチェックしてしまう。

昔、薪ストーブを使っていた頃は
この時期、町を車で走りながら「薪」の在り処をあちこちチェックしていた。
雪が降ってから薪を集めてるようじゃ遅いんだけどね。
製材所から出る木材の切れっ端や、果樹の剪定枝などありそうなところを
いつも気にかけておいて、いざという時はそこにすっ飛んでいくぞ、という寸法なのだ。
薪がたくさんあると、信州の冬はとても豊かな気持ちで過ごせるけど
薪が少なくなってくると、とてもとても侘しい気分になる。
備蓄していた薪がそろそろなくなりそうになると、
町をうろうろ走り回り、薪はないか~薪はないか~と頭の中は薪でいっぱい。
ホームセンターなどで売っている薪をいちいち買っていたら、
灯油より高くついてしまうから、とにかく、探す、拾う、もらう。
今から思えば、ずいぶん身勝手なもらい方もしてきた。
若くて貧しいということは、余裕がないものだ。
だから、古くからある大きい農家など、家の周囲に薪を積み上げてあるのがうらやましくて。
それだけの薪を山から切り出し、運び、切って割って重ねて…という労働が
想像できるから、なおさら、その労働力と時間の余裕がうらやましかった。

今はもう薪を集めることもないけれど
車を走らせながら、つい空き地に積み上げられた木材などに目が行ってしまう。
その空き地が乾いているかどうかも、チェックしながらね。

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