眠り本

寝る前に本を読みます。

仕事や家事や人との会話、テレビ、パソコン…で緊張したり興奮したり疲れた脳みそを休ませるためのいわば「クールダウン」ともいえる作業が必要です。
寝酒ではなく寝本?なんていうのかな?

枕元に積まれるのは、できるだけ軽めで、でも、あんまりおもしろすぎないもの。
おもしろい本だとついつい読み進んでしまって、かえって眠れなくなるからね。
やや難しめの内容で、頭や目を疲れさせるという方法もある。
たしかにそれなら、3ページも読めば眠れるんだけど、どうも疲れが取れないような気がする。

最近読んでいるのが、「富士日記 (上巻)中公文庫」。武田泰淳の妻、武田百合子さんが、富士山麓の別荘での日常を書き綴ったもの。どこへ行った、何を買った、何を食べた、誰に会った…というような、ほんとにただの「日記」なんだけど、これが、なぜか不思議とやすらかな眠りを誘ってくれるんです。
緊張していた脳みそがほぐれ、ゆるゆるととろけていくみたい。
ああ、これがアルファー波なのね~、とうっとりしてしまうほど。
本を読んで脳みそがアルファー化したのは初めてだなあ。
難しい本を読んで眠ったときとは、頭の疲れの取れ方が違うような気がします。
幸いにも、上、中、下と3巻もある長い日記なので、まだしばらくの間、アルファー波体験が楽しめます。


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