ホワイトバンドについて
「募金活動じゃなかったの?」
「売上金はどのように使われているの?」という疑問が生じていたようですね。
私はあまりよく知らなかったのですが、いろいろな噂も飛び交っていたようです。
ホワイトバンドの売上金については
公式サイトで、募金活動ではなく、世界の貧困をなくすための活動費として使われる、と明示されており、私たちも、その趣旨を理解した上で、ホワイトバンドの取り扱いを始めました。
公式サイトもリニューアルされ、活動の内容もわかりやすいようになったし、
売り上げの使途や収支報告もされており、
その内容については特に問題はないと考えています。
ただ、ホワイトバンドを募金活動ととらえるという誤解が生じていたとは
最近まで知りませんでした。
てくてくのサイト上で、その点の説明不足があり、わかりにくく、
誤解を招いてしまったのだとしたら、大変申し訳なく思っています。
ホワイトバンドの活動がこのような誤解を招いたのは
貧困問題といえば募金活動という固定的なイメージが一般的にあること、
「貧困をなくすための活動」とは具体的にどういうものかが、わかりにくいこと、
予想以上に多額の売上げがあったこと、
芸能人やスポーツ選手などの有名人を宣伝に使ったこと、などから
さまざまな憶測をよんだのではないかと思われます。
個人的な見解ですが
活動の形態はさまざまであってよいと思っています。
募金活動も大切ですし、ホワイトバンドのような啓蒙活動も必要です。
むしろ、今までの活動が募金中心だったことから、
こういう新しいかたちの活動が世間一般に認められるなら
それはそれでよいのではないかと思っていました。
残念ながら、表層的なブームの中で、誤解を生じてしまったようですが、
今後の活動を修正しつつ、次につなげていけばいいのではないかと思います。
また、てくてくでは、ホワイトバンドの販売については
現在の在庫が終わり次第、終了する予定です。
活動が始まった当初は、近くで販売しているところがなく、
なかなか手に入りづらかったため、取り扱いを始めたのですが
最近では、この小さな町でも他に数店舗が販売を始めたので、
私たちの役目はもう終わったかな~と思っているところです。
でも、貧困問題は全然終わっていないし、ずっと考え続けなければいけない問題。
ホワイトバンドをきっかけに、一歩でも二歩でも問題にかかわり続ける歩みを
すすめていきたいものです。