お湯に温度をもらいましょう
なんてステキな表現でしょう。
ほぼ日刊イトイ新聞の「今日のダーリン」で
糸井重里さんが、お風呂について語ってます。
それがもう、ほんわかやさしくて
お湯に入ってるようなゆるゆるな心持ちになる。
冷えとりだ~半身浴だ~って
わたしたちオススメしてますが
ついつい「~ねばならない」になりがち。
こんなふうに、ゆるっと語っていただくと
自然と「そうだよね~」って思えますよね。
なにより
糸井さん、本質をわかってらっしゃる。
facebookの冷えとり茶話会でも
半身浴5時間した人が
責めたり攻撃する「冷え」がお湯に溶けだすみたい。。。
と、書いていました。
たかがお風呂。
でも、スゴイんです。
というわけで
「今日のダーリン」全文 コピペしちゃいます♪
ぜひ読んでください♪
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・これはもう、根拠も証拠もなんにもないんだけど、
ぼくの直感にしか過ぎないかもしれないんだけどね。
いつも機嫌のよくない人とかさ、
ものすごく忙しそうで取りつく島もない人とかさ、
なにかと冷笑的に否定する人とかさ、
どんなことでも悲観的に考える人とかさ、
‥‥いや、ちがってるかもしれないよ
‥‥その
勝手な思いこみかもしれないんだけど、
お風呂に入ってないんじゃないかと思うんだよ。
シャワーだけですませるとか、
ささっと義務的に入って暖まらずに出ちゃうとか、
そういうことしてるんじゃないかとね。
お湯にからだをつけて、ゆっくりと温度の交換をして、
ふー、とか、あ~~とか、ため息ついたりしてさ、
汗かいて、適当に肌なんかも色が変わったりしてね、
そういう時間を過ごすのって、
わりと忘れられてるような気がしたんだよ。
バスルームっていうと、からだを洗うところとか、
清潔方面の考え方する人も多いらしいけど、
そんなに洗わなくたって、じゅうぶん清潔だと思うよ。
そっちじゃないの、入浴の大切は。
お湯にからだをつけて浮力をたのしむ。
そして、温度というごちそうを肌から受けいれる。
湯気を呼吸して、湿り気をいただく。
お湯にじぶんをゆだね、まるごとをやわらかくする。
これを毎日やっている人と、やってない人の間には、
けっこうなちがいがあると思うんだ。
ぼく自身、毎日お風呂に入る人ではあるんだけど、
どうしても気ぜわしい日々が続くと、
義務みたいに入浴を済ませようとしちゃうんだよね。
そういういいかげんな入浴をした人間として、
昼間の時間とかを過ごしたりしていると、
「なんか、最近よくないなぁ」って感じになるわけよ。
温泉ばかりがお湯じゃない、もっとお風呂につかろうよ。
変温動物のように、お湯に温度をもらいましょうや。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
いいお風呂に入った日は、手帳に◎をつけるとかもいいね。
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