知る人ぞ知る 名古屋タカシマヤで開催の
「ナチュラルビューティスタイル展」(通称ナチュビ)
お取引のあるメーカーさんがいくつも出展されているので
ご挨拶&市場調査もかねて行ってきました。
着いたのが遅れたので
吉川千明さんの朝イチのセミナーは途中から聞いたのですが
「女性ホルモンと女性のライフステージセミナー」
40代~50代の女性のからだとこころの変化は
女性ホルモンが影響している、というお話、
まさにどんぴしゃの年齢のわたくし、興味深かったです。
卵巣寿命は誰もがだいたい50歳くらいで
排卵がなくなると女性ホルモンはなくなる、つまり
50歳過ぎると女性ホルモンはゼロになる!
40代~50代は女性ホルモンが急激に減る時期で
50歳前後の10年間が誰もにおとずれる更年期なわけです。
昔の女性は子だくさんで妊娠・出産期間が長かったので
一生のうち迎える生理は約50回。
一方、出産機会が減った現代の女性は500回というから驚きです。
排卵するたびに子宮を傷つけるので
内膜症などのトラブルも発症しやすくなるとか。
さらに女性ホルモンは、卵巣や子宮だけでなく
からだ全体の健康を守る「お守り」なのだそうです。
50歳過ぎるとそのお守りがなくなるので
肌のトラブルや肩こり、冷え、トイレが近い、イライラ、落ち込むなどの
不調が出てくるのだそうです。
昔の女性は閉経を迎えたらまもなく寿命が尽きたのですが
現代の女性は長生きになったので、閉経は折り返し地点、
その後の長い人生を上手に乗り越えていかないといけません。
男と女ではなりやすい病気の種類が違っていて
男性は飲食による病気、肝臓や胃、心臓などの疾患が多く
女性は血圧、血、骨、ホルモンに関わる疾患が多いそうです。
病気は無理をしたときに発症しやすいので
50歳過ぎたら無理しない、長々ストレスをためないように
気をつけたほうがいいそうです。
50歳をひとつの節目として
運動や食事など知恵や工夫をして
弱い部分は個人差があるので、自分の弱い部分を知って
足りない部分を補いましょう、とのことでした。
わたしはいわゆるホットフラッシュや発汗などの
典型的な症状がなかったので、更年期楽勝~と思っていました。
冷えとりを本格的に始めたのが50歳手前。
冷えとりがあったから乗り越えてこられたのかもしれません。
でも、「不調」と自覚していないだけで
からだやこころの変化はここかしこにあったんですよね。
そして自分をケアする方法って
年齢によっても個人によっても果てしなく違っていて
自分に合うケア、自分が満足するケアは
自分しか見つけられないんです。
今回ナチュビでいろいろなブースを見て歩いて感じたのは
そんなふうな「自分だけのケア」を提案するメーカーが
増えてきてるなあ、ということ。
たとえばスキンケアの時間を自分と対話する時間とする。
オーガニックな素材のエネルギーをとり入れて
からだとこころを癒し、さらに免疫力にも働きかける。
ただきれいに見せるための美容ではなく
メーカーの教えの通りにクリームを肌に乗せるのはなく
自分の肌、髪、からだの状態を細かく観察しながら
香り、色、感触、五感六感で感じながら
自分と向き合い自分を大切にするほんとのケア。
自分の肌に触れるだけでハッピーになる
髪を洗うたびに癒される
お風呂タイムが極上になる
そんな自分を大切にするひとときを
提案しているように感じました。
わたしは若い頃、スキンケアもメイクもしなかったけど
そのウラには「化粧で盛ってきれいになるなんて嘘っぽい」
みたいな心理があったんですよね。
今はメイクもするけれど
そのウラには「汚い素顔で人様に不快感を与えないように」
みたいな心理もあったりして(^ ^;)
いやいや、スキンケアもメイクも
自分を大切にするツールのひとつだよって
若い頃から知ってたらよかった・・・。
どんなに自分を放ったらかして、粗末に扱ってきたことか。
自分にごめんなさい、です。
50歳過ぎて、からだもこころもまだまだ変化している渦中
自分をケアするさまざまな方法を上手に取り入れて
自分を大切にしていきたいと思いました。
そして、世界にはほんとにいろいろな素材があって
わたしたちの生命力を高めてくれたり、エネルギーを与えてくれたり
ひとりひとりに寄り添ってくれたりする
すばらしい植物や生き物があるのです。
そんな素材のもつチカラを最大限に引き出して
商品つくってくれるメーカーさんたちが集まるナチュビ。
一日中、デパートを重い荷物持って歩ていたのに
さほど疲れなかったのは
いろんなブースでお試しさせていただいたおかげ。
まさに効果を体感して帰ってきたのでした。
GETしたものたち。
それぞれのご紹介は、また追々。